私たちはかつて様々な道具を作り、工夫を重ねて、便利で快適な暮らしを追求してきました。また、自然を有効に利用し、大変な手間をかけて、貴重な資源を大切に使い続ける暮らしを育んできました。
その後、高度経済成長に伴ってインフラ整備が進み、電化製品が登場して、便利で快適な暮らしが実現しました。一方で、大量生産・消費・廃棄の社会をもたらし、環境破壊や資源の限界が問題となりました。今後はSDGsの考え方に基づき、「便利で快適な暮らし」と省資源・循環型の「持続可能な暮らし」を合わせて実現することが求められています。
今年市制60周年をむかえた北九州市は「SDGs未来都市」に選定されており、その実現に向けて様々な取り組みを進めています。本展では暮らしの道具のうつりかわりをたどり、便利で快適な暮らしがどのように追求されてきたか、どのようにして持続可能な暮らしが実現されたか、合わせて見ていき、これからの私たちの暮らしのあり方を考えます。
日時
2023年10月14日(土)~2023年12月03日(日)
09:00~17:00
(入館は16:30まで)
会場
北九州市立いのちのたび博物館(自然史・歴史博物館)企画展示室
北九州市八幡東区東田2-4-1
料金
大人 700円
高大生 500円
小中生 300円
※障がい者手帳減免あり
お問合せ/主催者名・連絡先
いのちのたび博物館
093-681-1011