小倉藩のお茶文化～特別展示・黄金の茶室

表千家同門会全国大会を記念し、小倉の茶文化を紐解く

令和7年11月8日(土)・9日(日)、北九州市・下関市の各会場にて開催される第86回表千家同門会全国大会「関門海峡大会」では、小倉城庭園にて家元席が設けられる予定となっています。これを記念して江戸時代より親しまれてきた小倉の茶文化に光を当てるとともに、特別公開として「伏見城所蔵黄金の茶室」が展示されることとなりました。

豊臣秀吉が築いたこの茶室は、安土桃山文化を象徴する存在。戦国末期、千利休によって茶の湯が大成された時代には、新興の大名や豪商たちの壮麗な理想、そして国内統一を目指す英雄主義が文化の底流を成していました。黄金の茶室は、まさにその精神を映す輝きを纏うものです。

歴史と美意識が交差する小倉城庭園にて、一服の茶が語る物語と、黄金の輝きに秘められた時代の息吹を、ぜひご体感ください。

また、期間中の金曜、土曜日を中心に開催される「学芸員による展示解説と茶道体験」(2,500円）への参加も受付中。

学芸員による解説と茶道体験(2,000円)＋2施設共通券(一般560円)がセットになった大変お得なイベントとなっております。各回5名までとなっておりますので、お早目のご予約をお待ちしております。

小倉城庭園秋の企画展「小倉城のお茶文化」内イベント「学芸員による展示解説と茶道体験」のご案内

日時

2025年10月11日(土)～2025年10月23日(木)
09:00～20:00
2025年10月24日(金)～2025年11月03日(月)
09:00～21:00
2025年11月04日(火)～2025年12月07日(日)
09:00～19:00
※11/8(土)～9(日)は貸切のため休園

会場

北九州市立小倉城庭園企画展示室

北九州市小倉北区城内1-2

料金

無料

※その他券種あり
※企画展観覧は無料、小倉城庭園入園料のみ必要
※2割引きとなる小倉城天守閣との2施設共通券は、ネットからの事前購入も可能